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簡単に出来る防災対策(日頃からの備えが肝心!)

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簡単に出来る防災対策(日頃からの備えが肝心!)

 2018年は様々な大規模な災害が相次ぎましたが、天災はいつまた我が身に降りかかるか分かりません。いざというときのために日頃から簡単に出来る防災対策を考えてみましょう。

 マンションは構造がしっかりしており、プライバシーの無い避難場所にいるより自宅マンションにいた方が良いとされ「自宅非難」が推奨されるようになりました。

しかし、電気・ガス・水道といったライフラインの途切れた状態で生活するためには何を備蓄すれば良いか選んでみました。

①石油ストーブ&灯油
暖が取れるだけではなく、調理をしたり、照明変わりにもなります。
但し、マンションによっては、管理規約で石油ストーブや灯油等の可燃物の使用を禁止しているところもありますので事前に確認しましょう。

②飲料水
目安は一人1日3ℓ、最低3日分×人数が必要と言われています。
消費期限が5年間の長期保存できる防災用水をお勧めします。価格も300円程度ですので、通常の2ℓペットボトルが100円程度で、消費期限が2年程度と比べると入替えの手間がかかりません。

③乾麺・カップ麺
消費期限は6カ月程度ですので、多めに買って古いものから消費するサイクルで日常生活から実践可能です。

④防災用懐中電灯
懐中電灯は、照らすだけで無くラジオやサイレンが付いたものや、手回し充電でき携帯電話も使用できる機能のものも市販されており、災害時のラジオや携帯電話は大事な情報源となります。
手回し充電は労力もかかり充電だけで賄い切れない場合も考え、長期使用期限の乾電池も合わせて備蓄すると良いでしょう。

⑤カセットコンロ
石油ストーブでは時間がかかりますので、カセットコンロがあると良いと思います。
ご家庭で鍋物用に1台はあるかと思いますので、カセットボンベを大めに備蓄しておくのがよいでしょう。
但し、ボンベのガスは変化や劣化はしませんので備蓄向きですが、容器が錆び難い場所を選んでください。
また、マンションによっては、管理規約でガス等の可燃物の使用を禁止しているところもありますので事前に確認しましょう。

受水槽のあるマンションは、大きな水筒を持っているようなものです。災害時には排水バルブを開ければ水が出せますので、防災訓練での確認等を検討した方が良いでしょう。
但し、受水槽の水は断水した後には溜まり水となり、2~3日後には残留塩素が消えてしまうため、その場合は飲み水にするのは避けましょう。
10ℓや20ℓのビニールバッグがありますので、管理組合では10~20個程度の準備をお勧めします。

近年、防災備品倉庫があるマンションが多くなってきましたが、災害時に本当に使えるものが入っているかを確認した方が良いでしょう。
1台20万円もする折畳式の仮設トイレを備蓄していた管理組合様がありましたが、震災時でも実際に組み立て使用したことがないとおっしゃっていました。
逆に欲しかったものは、歪んだ扉を開けるための大型バールとのことでした。これは震災特有なことかもしれません。

以前は『災害時に集まる避難所を家族で決めること』と言われていましたが、現在は自分で避難場所は作ることに変わってきたようです。
『自助、共助、公助』と言われた公助が『協働』に変わって、ただ公の助けを待つのではなく自分、隣り、地区、町、市、県、国が協力して働くとの意味合いです。

直ぐに、簡単に出来そうな防災対策を纏めてみましたが、日頃から自分達でできることを考えてみる習慣が「いざ」と言う時の備えです。 

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