防犯カメラを設置したいときは?

近年、マンションのみならず、商店街や町のあらゆる箇所に防犯カメラが見受けられるようになりました。
管理員が不在でも、防犯カメラを設置することでセキュリティを高めることが可能です。
国土交通省によるマンション総合調査によると、防犯対策として防犯カメラを新たに設置しているマンションの割合が55.7%となっており、防犯カメラの導入が防犯対策に有効であると考えている人の割合が高いことがうかがえます。
では新たに防犯カメラを導入する場合、どのような選択肢があるのでしょうか。今回はその一例をご紹介したいと思います。
【事前調査】
まず、防犯カメラの専門業者にて、事前の調査を行います。
カメラの設置位置、配線・配管を通せるか等を確認します。
【設置位置の決定】
専門業者より、設置位置の提案を受けます。多くの場合は建物の出入口、EV内等を中心に設置します。
【導入方法の選択】
防犯カメラには以下のような導入方法があります。
①機器の一括購入による設置
防犯カメラ・モニター・レコーダーなどの機器を購入の上設置工事を行います。
業者によっては保守契約を付帯させることも可能で、設置後のメンテナンスも対応してもらえます。
②リース契約
防犯カメラ業者が防犯カメラを設置し、リース会社とリース契約を結びます。
月々のリース料が発生しますが、初期費用が抑えられるのがメリットです。
メーカー保証は一般的に1年とされることが多いですが、リース会社の動産保険が適用されるためカメラの故障や盗難の際補償が受けられます。
ただし、リース期間中に解約する場合、違約金が発生しますので注意が必要です。
③レンタル契約
防犯カメラ業者とレンタル契約を結び、防犯カメラ業者が機器の貸し出しをおこないます。
月々のレンタル料が発生しますが、レンタル期間中はメンテナンスを受けることができます。
こちらも、初期費用が抑えられるのがメリットです。
このように、防犯カメラ業者によっても様々な契約方式があるため、どの方法がご自身のマンションに適しているのか比較検討してみてはいかがでしょうか。