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連結送水管って何?

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連結送水管って何?

連結送水管とは、消火活動上必要な施設の一つで、消防隊が消火活動を行う際に消火用の水を火災が発生した階まで送水するために、高層建築物、地下街等に設置される設備です。
(7階以上の建築物、地階を除く5階以上で延べ床面積が6,000㎡以上の建築物(共に地階を除く)などが設置基準の対象となり連結送水管の設置が必要です。)

 

◇消火活動開始までの流れ◇

消防ポンプ車が到着 → 送水口にポンプ車のホースを接続 → 共用廊下の放水口(3階より上に設置)に消防隊所有のホースを連結 → 加圧給水し消火活動開始

 

連結送水管は、送水口(消防ポンプ車からの送水)、放水口(建物内部からの放水)、配管やバルブ等から構成されており、火災の際に消防ポンプ車が容易に接近できる場所であることとしています。

送水口には、埋め込み型(建物の外壁に埋め込み設置)とスタンド型(地盤に突き出して設置)があり、共に双口形(ポンプ2台同時接続可)が一般的です。

また、火災発生の際、漏水等不具合により使用できない事態にならないために、目視点検の他に、消防法で定められた期限内に耐圧試験を実施する必要があります。(設置から10年経過したら配管に所定の水圧をかけて漏水等不具合が無いかを確認します。その後は3年毎に耐圧試験を実施する必要があります。)

あまり馴染みのない設備かもしれませんが、消火活動に際し、とても重要な設備なので、これを機会に是非覚えておいてください。
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